これまで累計350件以上配達してきた著者が、実際にウーバーイーツ配達員をやる中で感じるメリット・デメリットについて書きたいと思います。ウーバーイーツをはじめようか迷っている方にとって少しでも参考になれば幸いです。
メリット
自分の都合に合わせて自由に働ける
別記事でも書きましたが、ウーバーイーツの最大のメリットは自由に働けることにあると著者は感じています。自分で時間をコントロールして働けるので、働き方という部分では人に雇われて縛られながら働くよりも、だいぶストレスなく働くことが出来ます。
注文を取るか取らないかを自分で選択できる
ウーバーイーツのアプリでは注文が入ると、料金、お店、配達先の住所が表示されます。注文が入ったら必ず取らなければいけないというわけではなく、例えば今いる位置からだと、お店が遠い、配達先が遠すぎる、あるいは以前行った際にお店に嫌な思いをさせられたので、このお店は行きたくないなど、注文を取りたくなければ取らなくても大丈夫です。
注文を取った後でもキャンセルできる
スマホの誤作動で本当は取るつもりのない注文を取ってしまった場合や、あまり好ましくありませんが、注文を取っては見たものの急に気が変わって配達をキャンセルしたい場合もキャンセルすることが可能です。著者が注文をキャンセルする理由で最も多いのが、注文量が多すぎてカバンに入りきらないと判断した時です。ウーバーイーツのアプリでは注文を取った後に注文の中身が確認できるようになります。お店について、いざ配達しようとしたらカバンに収まりきらず配達出来ないとなってしまうと、お店とお客様に迷惑がかかってしまうため、注文が入ったら必ず注文量を確認するようにしましょう。
平均的な時給より稼げることがある
注文の量や配達地域にもよりますが、ある程度配達に慣れてくると、1時間当たり3件から5件程周れるようになっていきます。そうすると時給換算で1,500円から2,000円程の報酬を稼げるようになり、最低賃金以上の時給額を稼げるようになります。
また、ウーバーイーツでは不定期ではありますが、クエストといって、雨の日や決められた期間の中で一定の配達件数を達成すると報酬が上乗せされる制度があります。
クエストを活用すればより一層、時給換算での単価を上げることが可能です。
デメリット
個人事業主なので基本的にはすべて自己責任
ウーバーイーツは雇用契約ではなく委託契約になるので基本的にはすべて自己責任です。配達用のバイクや自転車、カバンや消毒液などはすべて自分で用意しなければなりません。当然、研修制度やOJTのように先輩社員がついてイチから教えてくれるようなことはなく、ウーバーイーツのマニュアルを見て仕事をするしかありません。著者は大学時代、アルバイトで飲食店のデリバリーをしていたので、特に問題なく始めることが出来ましたが、デリバリー未経験者は仕事に慣れるまで少し大変かもしれません。
著者が最初に苦戦したのがアプリの使い方です。デリバリー経験があってもアプリの使用経験はなかったので、最初は苦戦しましたが、使用していくうちに慣れていきます。
また、今は非常に便利な世の中で、インターネットやYou tube等でウーバーイーツの仕事の流れを丁寧に解説している動画も沢山あるので参考にしましょう。
自己責任とはいっても、全くフォローがないわけではありません。ウーバーイーツではサポート窓口が設けられており、交通事故や商品破損、道に迷ったり、届け先の住所が存在しないなどトラブルがあった際はサポート窓口がフォローしてくれるので、そこまで心配しなくても大丈夫です。
ただし、コロナ以降はサポート窓口が非常につながりにくい状況なので、注意が必要です。
確定申告をする必要がある
会社員であれば会社で年末調整をしてくれますが、ウーバーイーツで稼いだお金は自分で税務署に申告しなくてはいけません。ウーバーイーツは給与所得ではなく事業所得または雑所得の扱いになり、収入から経費を差し引いた所得金額が20万以上であれば確定申告をする必要があります。よく確定申告しなくてもバレない方法はないか、確定申告しなくても大丈夫か等の質問をよくネット上で見かけますが、ほぼバレます。というのも、マイナンバー制度が始まって以降、様々な行政機関がマイナンバーによって紐づけされているため、昔と違って抜け道がなくなっています。また、昨年国税局がウーバーイーツに税務調査を実施していますので、絶対に確定申告は行うようにしてください。
偏見の目で見られることがある
ご存じのとおり、一部、意識の低い配達員による、マナー違反や事故等がニュースになることが度々あります。世間的には「ウーバーイーツ配達員=低レベル、素行が悪い」等のイメージをお持ちの方が一定数いらっしゃいます。人ごみの中をウーバーイーツのカバンを背負っていると、人によっては周りの目が気になることがあるかと思います。(著者は考えすぎかもしれませんがめちゃくちゃ気になります・・・)
でも、配達員をやりながら感じることは、コロナ渦以降、出前館やmenu、フードパンダといった様々なデリバリーサービスが激しい競争を繰り広げていますが、ウーバーイーツはまだまだ需要がたくさんあるサービスだということです。それだけ世の中の人に必要とされているサービスなので、堂々と胸を張って自信も持って配達しましょう!
いかがだったでしょうか。
物事は表裏一体、メリット、デメリットがありますが、著者メリットの方が大きいと感じています。
これからウーバーイーツを始めようか迷っている方はぜひ、参考にしてみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。