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武藤敬司の引退について思うこと 

2022年6月12日 埼玉スーパーアリーナにて武藤敬司本人の口から引退が発表されました。

ここ数年、ヒザを中心にコンディション不良だということは知っていたので、最初に報道を聞いた時はそこまで驚きはなかったです。それよりも、「引退という区切りをしっかりつけてくれて、武藤!本当にありがとう!」という気持ちがとても強かった。

著者は現在30代、小学生の時にプロレスにがっつりはまり、以来プロレスファン歴は25年近くになります。

私は小学生だった90年代、深夜放送だった「ワールドプロレスリング」「全日本プロレス中継」を録画して、翌日の朝にテレビにかじりつくように見ていました。

その時の新日のエースは言うまでもありませんが、闘魂三銃士の武藤敬司、橋本真也、蝶野正洋。全日本プロレスは四天王の三沢光晴、川田利明、小橋建太、田上明。

90年代は三銃士、四天王を中心に、今考えるとプロレス業界はバブルといっていいくらいの盛り上がりだったのではないでしょうか。

同時に90年代は昭和のプロレス界を支えた選手たちの引退も目立ちました。新日本プロレスは98年に長州力、アントニオ猪木。全日本プロレスは99年にジャンボ鶴田が引退セレモニーを行いました。

私は超満員の東京ドームで行われた長州力、アントニオ猪木の引退試合を見て、引退試合っていいなぁ、観衆も盛り上がるし、選手の清々しい顔を見ているとなんとも感慨深い気持ちになるなぁと子供心に思いました。

その時に、自分も将来、闘魂三銃士、四天王が引退するときは、必ず引退試合を現地観戦すると心に決めました!

ところが、蓋を開けてみるとご存じの通り、三銃士、四天王の半分以上の選手が引退試合を実施していない・あるいはできていません。

橋本真也 → 2005年7月11日急逝 

蝶野正洋 → 引退は明言していないが、今後リングに上がることは難しい模様。

武藤敬司 → 引退を明言。来年の春を予定。

三沢光晴 → 2009年6月13日急逝

小橋建太 → 2013年5月13日 日本武道館にて引退

川田利明 → 引退は明言していないが、事実上引退状態。

田上明  → 2013年12月7日 有明コロシアムにて引退                             

振り返ってみると引退試合を実施したのは、今のところ小橋と田上だけなんですよね。。。

特に橋本、三沢の急逝は本当にショックでした。中でも三沢が試合中の事故で亡くなったとの一報を当時mixiニュースで確認したときの衝撃は今でも忘れもしません。

蝶野、川田も引退は明言していないものの、You tubeや他のメディアなどで、もうリングに上がることはない。というよりももうリングに上がれるコンディションではないとの話をしていたので、引退試合の実現はほぼほぼ不可能でしょう。特に蝶野は車椅子と松葉づえを使いながら生活しているとのことで、体調が心配です。

「超満員の会場で三銃士、四天王の引退試合を見届ける」という小学生時代の夢がこんな形になるなんて想像していませんでした。。。

あれだけの功績を残してきた三銃士、四天王の現状を見ると、本当に歯がゆいし悔しい。橋本、三沢は亡くなっちゃったからどうしようもないけど、引退を明言していない蝶野、川田もリングに上がれないことはわかってはいるけど、ずっとファンとして追いかけてきた著者としては、区切りをつけられないし、なんかモヤモヤする。

だからこそ、今回の武藤の引退発表は著者にとってはもちろんさみしい気持ちもありますが、ちゃんと区切りをつけてくれてありがとうという感謝の気持ちの方が強いです。

コロナの影響で会場が超満員になるかはわかりませんが、小学生時代からの夢を実現する事実上最後の機会かもしれませんね、著者の中のスーパースター、武藤敬司の引退、必ず見届けます!!

以下、武藤の引退ロードスケジュールになります。

★武藤敬司 引退ロード

2022年7月16日  東京・日本武道館

2022年9月25日  愛知・ドルフィンズアリーナ

2022年10月30日 東京・有明アリーナ

2023年1月22日  神奈川・横浜アリーナ ※グレートムタ 引退興行

            「GREAT MUTA FINAL “BYE-BYE”」

2023年春ごろ    日時・会場未定    ※武藤敬司 引退興行

2023年2月21日  東京ドーム

「KEIJI MUTO GRAND FINAL PRO-WRESTLING “LAST” LOVE ~HOLD OUT~」 

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